第1,3木曜日の午前に健康太極拳のクラスを行っている。
太極拳24式の動きのイラストのあるTシャツ、今日のお稽古で偶然2人が着ていた。
太極拳は「体3分こころ7分」ということで、こころに働きかけることを重視している。その点がピラティスをサポートするプログラムとしての太極拳のいいところだと感じる。
お稽古の中間の休み時間に楊名時氏の著書を引用した、「知行合一」について話があった。
得た知識と行うことを一致させること、という意味である。
いろいろな情報や知識は今あふれている、それらをいいと思うだけでは一致したことにはならないと。
人間のからだは本来良くなろうという力がそなわっている、数回動くだけではそれを生かせないが継続することで、その元々持っている宝物を磨くことができる。
楊名時氏の言葉はいつ聞いてもそして著書を読んでも、優しくて健康的な気持ちになれる。
外にあるかもしれない何かいいことよりも、あなたはもう自分の中にいいものを持っているんだよ。と自分を認める気分になる。
その上、きりっと「知行合一」と言われると穏やかな空気の中で身が引きしまる気持ちよさを感じる。
ピラティスとはまたちょっと違う角度の気持ちよさ、やめられない!