バドミントン選手とピラティス
中学生女子のバドミントン選手へピラティスを主としたトレーニングを指導した。13歳の彼女たちは県の強化選手だ。
これより1年前の2016年2月に実業団のバドミントン現役選手にもピラティスの体験を提供した。この時の選手たちは自分の課題を明確にしており、それとピラティスの動きに関連をみつけて大きな興味を示したことが印象に残った。
今回は去年の経験を元にしてバドミントン選手に必要なピラティスの内容を考えた。コアーマッソルの強化と肩関節や股関節の可動域を上げたいという希望を主とした内容とした。
13歳の選手たちはピラティスという言葉を今まで聞いたことがないという。実業団の選手とは違って大人ではないのでそれはしょうがないかな、と思った。しかし一方筋トレや有名選手のするトレーニング等はしたことがあるそうだ。彼女たちはバドミントンの練習を補完する、「体を調整し作り上げる」ことについての機会を多少与えられていると感じた。
協会の方たちによると「体を調整し作り上げる」いわゆるフィジカルトレーニングをしているのは一握りのトップ選手のみとのこと。多数の選手は個人で工夫をしたりしているそうだ。
東京オリンピックを3年後に迎える今、10代のアスリート達の育成が 注目されている。選手たちを若い頃から育てる事に意識が向いていてそれは良い事と感じる。
それは若い時から激しい練習をすることを増やしている、だからこそ体のケアとパフォーマンスの向上を両立させる取り組みの強化が進んでいく事を願う。
ピラティスはその両立を可能にするためにとても役立つ、それは世界のアスリート達がすでに示すようになってきている。