ピラティスの体験方法について迷った時は
「ピラティスに興味があるので体験したいのですが、グループで体験かプライベートで体験かどちらがいいのか迷います」という疑問をよく聞く。
そんな時は以下について考えてみてほしい
- ピラティスをすることでどんなことを改善したいか、ピラティスを希望する理由について
ピラティスは当初ジョセフ・ピラティス氏が兵士のリハビリをするために始め、NYでダンサーの回復のため広まったという歴史がある。そのため対象となる人達の範囲が広い。リハビリ目的から健康増進、そしてダンサーやアスリートのパフォーマンスの向上へも活用されている。
これは、ピラティスをひとくちに説明、理解しにくい一つの理由になっていると思う。
ではあなた自身がピラティスをすることで得られるといいなと思うことは何だろう
プライベートを選ぶ人達からよく聞くのは
- 腰、肩、ひざなどの痛みを緩和しながら体力を上げたい。
- もっと動ける体になりたいけど自分だけではうまくできない。
- イクイップメント(機械)の良さを感じる。
このような、個人の状況に合わせた必要なプログラムと内容を実施することが優先される時はプライベートがいいと思う。
プライベートの体験時にはカウンセリングを実施している。内容は運動習慣、健康状態、生活、について聞いた上で、その方がピラティスでどのようなことをしていくのか(ピラティスのプログラム)、何が可能なのか説明をしている。
このようなプロセスをえているためもあり、プライベートピラティスをしている人達の満足度は高いと感じる。
グループのマットピラティスはイクイップメントを使わない。内容はコアーマッソルと背骨にそった筋肉群の強化ができる。またひとつの動きからまた次へとワークアウトをするようにたくさん動く、そしてその間にストレッチングが入っていて全身をまんべんなく動かすことができる。
ユニバーサルピラティスではグループでは多くても6人くらいまでの人数で行っていおり、ひとりひとりの動きをインストラクターが見ることができるよう努めている。
また、プライベートとグループの中間的な方法としてセミプライベート、2人で行う方法もある。ひとりだと緊張してしまう人とか、ふたりでだとレッスンへいく習慣をつけるのに助け合うことができるなど、身近な支援をピラティスレッスンに生かすのにはいい方法と感じる。多くの人が母娘、夫婦という関係でされることが多い。
あなたに合う方法をぜひ見つけてほしい。そしてわからなかったら聞いてください。