マッサージなどの手技を受ける時は慎重に
消費者庁から5月26日に「法的な資格制度がない医業類似行為の手技による施術は慎重に 」という通達があった。
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理由は以下のように手技による事故がふえているからということだ(本文から引用)
ピラティスは運動の中でもリハビリの要素があるため、医療やこれらの医療類似行為との関係が深い。
もし、痛みやなんらかの異常症状がある場合は
1、まずは医師の診断を受け、適切なアドバイスを得ること
2、治療手技やリハビリで回復できるように
3、リハビリの段階から運動にすすめられる時からピラティスを行う
このステップをたどるのが基本的な考え方だ。
今回の通達はこの2番目についてである。ピラティスをしている人達からも「・・・をしてかえって体調が悪くなった」ということを少なからず聞くため、どのようなことを注意したらいいか考えていきたい。
まず、どのような手技で事故が起きているのだろう?(引用)
これによると、整体、マッサージ、カイロプラクティックが多い。ユニバーサルでピラティスをしている人たちからの報告もこれに近いと感じる。上記これらは法的資格制度のないものだ、国家資格のあるのは鍼灸と柔道整復師である。医療行為なのに、なぜ法的資格制度のないこららのところへ行く人は少なくないのだろう?
ちゃんと診断を医師からしてもらうのが大事な最初の手続きなので、整形外科の医師への受診を勧めるが、よくかえってくる言葉は「整形へ行ってもあまり変わらない」「湿布やくすりでは変わらない」という答えだ。それはある程度正しい実感かもしれない。けれど、上の表のような事故がおこるかもしれないことを安易に選ぶことに直結させる必要はないと思う。
やはりまずは医師の診断を受け原因がはっきりしたのち、どのような治療を受けたらいいのか、ピラティスでは何に注意をして動いたらいいのかがわかることが必要である。事実そうすることで効果を得ている人も多い。
消費者庁からは出されている注意は以下(引用)
これらの施術を受ける際は、以下の点に気を付けましょう。
1)疾病がある方は施術を受ける前に医師に相談しましょう。
2)情報を見極めて、施術や施術者を慎重に選びましょう。
3)施術を受ける際は、施術者に自分の体調や希望をしっかりと伝えましょ う。
4)施術を受けた後で異常を感じた場合は、すぐに施術を受けた施設や運営 者に伝え、なるべく早く医師に相談しましょう。
5)トラブルの解決が困難な場合は、お近くの消費生活センター等に相談しま しょう。
自分のからだをまかせることのできる人をちゃんと選びたい。