動きの質を良くして新しい自分になる

ピラティスを始めて10ヶ月たった人が「最近テニスがとても上手くなったと仲間とコーチに言われるんです」とのこと。そしてきっとそれはピラティスのせいじゃないの、と周りの人に言われるそうです。

彼女はピラティスを始めた時に自分の体を思うように動かせない、と言っていたのですが、今はラクにボールを拾いに行けるとのこと。それは確かに変わりましたよね〜

 

この話しを聞いて確認したことは

ピラティスは動きの質を高める

ということです。

 

ではどのようなことをすると動きの質が良くなるのでしょうか?

そこで、以下のピラティスの原則を見てみましょう。

1.呼吸

呼吸をしてコアーマッソルが働いていること。呼吸を止めて動くのは無理があります。

2.集中

自分の動きや体のポイントになる部分と全身を意識する。集中力の無い、散漫な心身では目的を達成できません。

ピラティス参加者がよく、「集中できて達成感がある」といいますがそれはこのことではないでしょうか

3.センタリング

コアーマッソルが体の中心にありますが、そこから動きが始まる、いつも基準は中心にある。それとは対照に手先足先や頭が中心と関連していないのはコアーの力を活かすことができません。

4.コントロール

呼吸と集中力により動きをコントロールします。勢いをつけたりするとコントロールできません。

5.正確さ

正確やポジションをキープして動きをすることは筋肉をただしく使うことができます。

6.フロー

流れるような動き、今までの5つの要素がつながると自然で心地よい美しい動きになります。

マットピラティス

ピラティスの原則を列挙するとふーんという感じだと思いますが、その原則に沿った動きをしているピラティス参加者が言うのは

辛いキツイことはしていないのにいつの間にか変わった

と、こんな感想があるのは自分を変えるための運動はキツイ、というイメージがあるためなのでしょう。運動ですから何もしなくてラクにはできませんが、ピラティスの原則に沿って行なうことは思っていたようなキツイこととは違うのだと思います。

また、始めたばかりの方は

一度に呼吸やセンタリングなど全てを考えてできない

と言われることもあります。このピラティスの原則すべてを意思の力で行おうとすると疲れます。自分にやりやすいことから気楽にやってみることも大事なのではないでしょうか。いつの間にか新しい自分になっていることに気がつくでしょう。

 

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