足底筋膜炎(足裏の炎症)と痛みがあるランナーへの援助

ランニングはとてもいい運動ですが、衝撃が高く長時間行うのでケガが起こることも多いことです。
今回の理学療法士による個別アセスメントは「足底筋膜炎」になったランナーへの援助です。

足底筋膜炎とは?
足の裏のアーチを支える筋膜に炎症が起こること。症状はかかとに痛みが出ることが多く、特に朝床に一歩置いた時にかなりの痛みが出たりします。

詳しくはこちら

Plantar fasciitis 英語の記事 UpToDate

 

理学療法士が問診をしたり、足の状態を観ています。

痛みがある左足の裏は比べると腫れています。

問題は足だけではなく、コアーマッソル不足や股関節や腰の柔軟性、筋力不足が影響していました。
また、体重が5キロくらい増えたのもきっかけになったようです。
ランナーのみなさんはケガが起きた時はその部分だけでなく、全体的に何か変わったことがないかどうかふりかえってみるといいですね。

エルボープランク
腹斜筋を含めたアウターコアーに働きかけるエクササイズ
体幹を安定させます。

この方は左が弱かったです。

また、シューズは安定感を得るためにとても大事です
現在使ってみえるものは、彼女には不安定で合わないシューでした。

 かかとがぐらぐらしています。

また、足が小指側へ傾いてしまうためそれをいい位置へサポートするためスーパーフィートいうインソールを使ってみてはという提案もありました。

インソールだけに頼ることなく股関節の強化も大事です。

この記事はランナーの方一般として役立つ情報があったことと思います。
しかし、体は個々それぞれなのでなかなかよくならなかったり、必要な場合は個人的にアセスメントを受けるといいと思います。

ユニバーサルピラティスでは月に一度リハビリと連携して個人に合うサポートをしています。
日程はHPに掲示します。興味のある方はご連絡ください。