美しい姿勢を作るピラティスの実際

こんにちわ。ピラティス指導者のローガン浩子です。前回のブログ美しい姿勢を作る方法」では姿勢のための要素についてみていきましたが、今回はピラティスの実際について話していきましょう。

目次

  1. 美しい姿勢を作るためのストレッチ
  2. 美しい姿勢を作るための筋力強化ピラティス

1, 美しい姿勢を作るためのストレッチ

イラストにもあるような悪い座り方にこころあたりがある人は多いのではないでしょうか。

なんだかいつも「くせ」でそうなるように思っているかもしれませんが、実は柔軟性の悪さも大きく影響しています。

1,ふとももの後ろの筋肉、ハムストリングスは長時間座っているといつも収縮しているため硬くなりやすいのです。

そのためハムストリングスをストレッチすることは日課にしたいです。最初は硬くて痛いかもしれませんが、慣れるとよくなります。

2, 胸のストレッチ、体幹前のストレッチ 胸の筋肉が硬いと背中が丸まります。また、お腹から胸にかけては日常、体の前面で作業をすることが多いため短縮しますのでこれも背中を丸めてしまいます。伸ばしていきましょう。

3, 上背部(胸椎)の動きをよくする 胸椎がよく動いてくれると腰の動きを制限せず、腰痛の改善にもいいです。そして首への負担が軽減されます。

4, 肩甲骨の動きをよくする 肩甲骨が背中で固まっていると肩が上がってしまいやすいです。 肩を下げるために肩甲骨の動きをよくしましょう。

2, 美しい姿勢を作るための筋力強化ピラティス

いい姿勢をとることは短時間または意識している時ならできる、ということが多く、ず~っといい姿勢を続けるのは大変というのはどうしてでしょう?

いい姿勢を続けるにはその状態を保つ筋肉が働いていることが必要です。

1, 僧帽筋下部(肩甲骨の間くらいにある)とコアーの強化 肩甲骨が上がってしまわないための筋肉です。肩を自然に下げていることができます

2, 肩関節を安定させる筋肉とコアーの強化 肩の周囲の筋肉が弱いと関節自身が負担を受けます。コアーとともに強化すると肩の力が抜けやすいです

3, 背中を伸展させる筋肉 真っ直ぐな姿勢を保つにはこの筋肉群が強いのは理想です。

こんな動きは日常動作ではあまりしませんよね~

また、現代生活で切り離せないスマートフォンやPCの使用はますますこれらの筋肉を弱くさせます。しかし、強化をすることでいい姿勢をラクにとることができます。

ストレッチと強化のピラティスエクササイズをみてきました。美しい姿勢を作るためにはこれらのいい動きと強さが必要です。意識して行っていくと大きな差が出てくることと思います。あなたも美しい姿勢になりませんか?

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