ジムがクローズでもこれができる

感染症の拡大とともに生活に制限が伴う毎日ですね。ピラティス指導者のローガン浩子です。

ピラティスのメンバーさん達からも「ジムに行けなくてフラストレーションです」と聞きます。皆さんは運動不足をどのように解消していますか?

走る、歩く、泳ぐ、などの有酸素運動は余分な体脂肪を蓄えない、生活習慣病の予防など健康にとてもいい効果があります。体を引き締めるにはピラティスとともにするといいので皆さんに勧めています。が今回の感染症でフィットネスクラブが軒並みクローズになり困っていると聞くようになりました。

でもジムに行くのが本当に唯一の方法なのでしょうか?

1, 運動するとはどういう事?

私たちの活動を図にしてみました。

ジムへ行くということはこのトライアングルの頂点の部分です。裾野にある日常生活行動=家庭や職場での行動があり、移動時などの行動がある上に行うことです。

40,50年前はジムはほぼありませんでした。現代人の生活は便利になり運動をするためジムへ行く方が健康でいられるからです。自分も何十年とジムへ行くという生活をしているのに「なんか不自然で人工的なことだな」とよく思います。

機械を使って筋肉をがんばって使ったり、その上で走ったり。活性酸素を発生させたり。でもここまでしないと体力は落ちるだけだしやむを得ないと思っています。ピラティスもよく似ていることですから。

しかし、これを期に裾野から2番目の「外で歩く、走る」の比較的自然な行動を見直すのはいいのではないでしょうか?

2, 外へ出てみよう

外へ行くのは感染症の心配があまりありません。そろそろ春だしいいときです。遠くへ行かなくても写真のような自然に触れることもできて心へのいい効果が期待できます。名古屋市内にもたくさん歩いたり、走ったりするのににいいところあります。

参考:名古屋市ぼちぼちウオーキングhttp://www43.tok2.com/home/bochibochiwalk/nagoyawest/index.html

「水泳だと脚が痛くないので歩ける」という人には確かにプールがクローズだとしょうがないですね。

3, 有酸素運動を効果的にする方法

トライアングルの頂点になるような有酸素運動を外でもする場合、以下のことを考えれば効果が出ます。

1, 頻度---週に3回から5回、ランニングなど衝撃が高いことは週1度休みがある方が怪我をしにくい。

間隔を開けても続けて行っても同じような効果が得られます。十分な頻度があることが大事、毎日しなくてもいいけれど週に一度だと向上しにくいです。

2, 強度

運動の強さは心拍数や自覚的にどのくらいきついかで簡単にわかります。ジムで行っている時の強さを参考にしてみましょう。歩くよりもランニング。平地よりも坂の方が強度は高いです。

3, 運動の長さ

何分運動をしたか。ジムで1時間行っているのなら同じ長さをしてみましょう。

自分は真夏の猛暑のとき以外はジムへは行かなくなりました。ウイークデーは近くの公園、ウイークエンドは山へ行くのがここ数年の定番です。十分体力を保てていますし、楽しいです。感染症を機会にこんな方法もオプションであると思われるといろいろな状況に対応できていいのではないでしょうか?

でも早くこの状況が解決しジムが再開するといいですね。