ステイホームによる体力低下を回復させよう
自宅に居る時間が長いため体力を下げないようにしたい、でも感染症の事が心配。ピラティス指導者のローガン浩子です。感染症に気をつけながらどんな点を意識すると体力回復や維持に効果的かお話しします。
項目
- ステイホームで起こる体力の低下
- 歩く、走る時の感染症対策
- この時期の体力回復、維持におすすめ
1, ステイホームで起こる体力の低下
家に長く居ることでどうしても運動量が減ります。通勤をしなくなった、又は減った。車の運転が増えた。趣味や観光などの楽しみで出かけなくなった。などは多くの私たちに今当てはまります。
「かえって心がけて歩くようになったんですよ」と聞きます。ウオーキングの習慣ができたことは有酸素運動になりとてもいいことだと思います。ただ、生活習慣全体が以前より非活動になっているため自分で思っているより体に変化が出ているかもしれません。例えば
ピラティスメンバーから聞くことは
- 腰や膝のかたさや痛みがぶり返した
- 肩や背中が硬い
- 体全体が重い
以上の意見からも、日常生活行動が変わると体に影響がある事がわかります。通常、コロナのことがなくても4月5月は新しい時期、生活の変化による腰痛などの体調変化が起きることが多い時です。
トライアングル一番下の日常生活行動はまだまだ大きく活動的に変えられない(残念ながら)ならその上のレベルの行動で補う事が今こそ大事だと思います。
2, 歩く、走る時の感染症対策
軽く歩く、走るは週に3〜5回、30分前後行うと有酸素運動効果が得られます。では、感染症対策はどのようなことに気をつけるといいでしょうか?
筑波大学久野研究室監修による「コロナに負けるな ルールを守って歩こう走ろう」以下リンクをご覧ください。動画でわかりやすいです。
http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/~kuno/new_coronavirus/taisaku_2.html
研究結果によると飛沫飛散を避けることができる周りの人との距離は
- 歩く 前後5m 横1.5m
- 走る 前後10m 横1.5m
マスクをすることも推奨されています。ただ、マスクをして有酸素運動をするのは息苦しく、より暑く感じてしまうため混みあっていない場所を選んでマスクはしないなど注意も必要と考えます。
3, この時期の体力回復、維持におすすめ
体力維持のために提案するのは活動トライアングルの上部2つの活動を積極的に行うことです。
- 感染症対策をして歩く、走るを行う
- 筋力強化、柔軟性を上げるワークアウトを行う
2の「筋力強化、柔軟性を上げるワークアウトを行う」が大事な理由は
たった2週間の運動不足で筋肉は大幅減少、戻すのに3倍の時間がかかる、という恐ろしいリサーチ結果があります。→https://dm-net.co.jp/calendar/2016/024602.php
運動不足のために落とした体力を向上させるためには、ウォーキングなどの有酸素運動に加えて、筋肉に荷重を加えて行うウエイトトレーニングが必要になるという。
本文より引用
自分の経験でも1~2週間の休暇を取るとピラティス をしにくくなったな〜、という実感を持つことがあります。一定の強度のある運動をしている人は筋力が落ちたことにすぐ気がつきます。それは今までできたことが難しくなるからです。3倍の時間をかけなくて済むように、今は筋力を鍛えることに積極的になりましょう。
ユニバーサルピラティスのYouTubeチャンネルからもピラティスのエクササイズをすることができます。ぜひ活用してください。ここにあげたピラティスエクササイズ以外にもっと他の動画を見るためにはチャンネルのリンクをクリックしてくださいね〜 → https://www.youtube.com/channel/UCx7sUmtu76FsYx0WnZpBXUg
Get active and be happy ! 健康で笑顔のある毎日を大切に。