美姿勢で歩くためのためのピラティス I 股関節をやわらかくかつ強くする

特別な歩行方法の話しではなく、このブログでは機能的な動きは自然で美しい歩き方であるということを話していきましょう。

では、なぜ「歩く」ことを向上させるのが大事なのでしょうか?

歩くのは基本的動作です。毎日何気なく行なっていますが、もし、つまずいたり、転んだり、それであざができたりや最悪骨折をしたら困りますね。

ピラティスでよい歩行パターンを作っていこう

美しい姿勢で歩くと気分がいいし、人にいい印象を与えることでしょう。そこで、あなたの歩行パターンはどうでしょうか?

歩行パターンとは?

人の歩行にはクセがあります。動きからアセスメントをすると歩行パターンがみえてきます。

スタジオでは必要な人や希望者へアセスメントをしています。そして機能的に歩くために色々なエクササイズを行っていきます。

このブログでは以下3回のシリーズで歩行パターンとピラティス について分かりやすく話していきます。

  1. 股関節と歩行パターン
  2. 足部と歩行パターン
  3. 骨盤と歩行パターン

1, 股関節と歩行パターン

そこでまず、歩行パターンを良くする股関節のためのピラティスについてみていきましょう。

以下は股関節を安定させる筋肉群を強化、コアーマッソルで骨盤を安定させるためのピラティスエクササイズです。安定した歩行のために役立ちます。

サイドキック

【4種類のサイドキックエクササイズ】 を紹介します。

1, クラムシェル  
2, 上下に動く   
3, 円を描く   
4, 前と後ろに動く 

股関節を色々な方向から強化するエクササイズです。例えば歩く時は片足でバランスをとる瞬間がありますが、これらはそれに役立ちます。

サイドプランク

腹斜筋や股関節を鍛え体幹の安定と股関節の安定の両方に役立ちます。体幹のサイドからの安定性はとっさの時に転倒しないでバランスをとることができます。このエクササイズの時に足部と床のコンタクトにも意識を持って動きましょう。

【サイドプランク Side Plank  3つのバリエーション】
1, サイドプランク ベーシック 
2, 片足バリエーション    
3, クロスレッグ      

レッグサークル

片足で円を描いている時に骨盤、体幹を安定させるエクササイズです。股関節から切り離して足を動かすようにしましょう。歩行の時も股関節から脚が切り離して動かせるのは脚を大きく動かせるベースになります。

片足ごと内回しと外回しを各6回行います。 その後、大きな円を描く動きをします。練習をすると股関節が滑らかに動くようになります。

関連ブログ

美姿勢で歩くためのピラティス Ⅲ 骨盤を前に進めて歩く