美姿勢で歩くためのピラティス II 足をしなやかに

3回シリーズで機能的な歩行のためのピラティス について話しています。今回はその2回目、足と足首の動きについてです。

足が地面とコンタクトを取れていると上にある脚の動きが滑らかになりスムースな歩行になります。

そして足首の硬さはただ足首が硬いだけにとどまらず、膝や股関節、腰の動きにまで影響を与えています。

ふくらはぎのストレッチ

ふくらはぎは足裏からスネの後ろ膝の後ろまである筋肉です。歩く時はかかとから着地したいため足首の柔軟性を養っていきましょう。

1, 膝をまっすぐにすると-------ふくらはぎ、腓腹筋のストレッチ
2, 膝を曲げて行うと-------------ヒラメ筋のストレッチ
3,上半身の回旋を加える

1と2のみでも構いませんが、1に上半身の回旋を加えると 3 , 足までのらせん状の筋膜のつながりを伸ばすことができます。
歩行には胸椎の回旋が必要のため、それを加えたこのエクササイズは役立つと思います。

立位のコアーの使い方とバランス

動画にあるように立っている時は「ウエストライン」を細くして腹横筋を収縮させていきましょう。ウエストを細くするよう呼吸をすると体幹をコルセットが包んでくれるようにサポートすることができます。

かかとを上げる時は親指と2番目の指に主に体重があるように保ち=内腿の筋肉が働いている、小指に傾かないようにしましょう。

片足立ちでバランスをとる時はコアーマッソルを働かせると安定させやすいと気がつくと思います。

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足部の回内、回外の動き pronation and supination

歩く時はかかとから着地して回外位から中間位そして回内位に移動していきます。このための柔軟性と意識を作っていきましょう。

過度な回内、回外は機能的に良くないですが、必要な動きが欲しいです。

実際歩く時は足の指を握っていないで開いていて、足が床とコンタクトをとれていると感じられるといいでしょう。

ジャンプボードを使うピラティスエクササイズの後で足裏と床のコンタクトを感じるという人は多いです。それは土台である足部がしっかり使えて、脚部の筋肉も使うことができ美しい歩行につながります。