背腰を緩める深呼吸 ピラティス前にしてみよう

肩こりや腰が硬い時一番よくするのはストレッチのことが多いと思います。しかし深呼吸をすることがストレッチより効果的だと解ったら?それをもっと知りたいと思いませんか?このブログではその話しをしましょう。

目次

  1. 深呼吸がなぜ効果的なのか?
  2. 深呼吸方法その1 仰向け
  3. 深呼吸方法その2 うつ伏せ

1, 深呼吸がなぜ効果的なのか?

ストレッチをしているのにまだ腰や背中が硬い、という経験はありませんか?または、あごが前に出たり、肋骨が前に突き出たり、骨盤が前か後ろに傾いたりなどは私たちの悩みです。ピラティスをしている人は自分の体がわかってくるので、この意味がわかると思います。

また上記のような姿勢になった時、肋骨出さない、お尻突き出さない、などを考えているといつまで経ってもいいポジションが作れず堂々巡りになりかねません。そこで深呼吸はそれから解放してくれる方法です。

深呼吸をすると動くところとは?

肺に空気が入ってお腹が膨らみます。肺は立体でラグビーボールが胸郭に二つあるイメージを持ってみましょう。特にラグビーボールの下の方が膨らむので肋骨下部が前後左右に膨らみ胸椎と腰椎の合わさる部分の筋膜が緩みます。

また、横隔膜の動きは骨盤の底にある骨盤底筋と連動するため骨盤の動きにもいい影響があります。

胸腰筋膜は胸椎〜腰椎〜仙骨そして腕までつながっています

体験的には、深呼吸はテニスボールリリースやフォームローラーリリースに比較して効果が高く、より胸腰筋膜が緩みニュートラルな背骨と骨盤の位置を作ってくれます。

2, 深呼吸方法その1、仰向け

方法はとても簡単です。仰向けになり小さいボールを骨盤の下に置いて深呼吸をします。このボールで骨盤を浮かすと胸椎、腰椎部が呼吸によって動きやすくなります。

動画では腕を動かしています。他の腕の動きや脚を動かす方法も良いのでスタジオではそれらも行っています。

決まった回数はありませんが、呼吸が十分深く動きとともにできたと感じられる回数をするといいでしょう。

3、深呼吸の方法その2、うつ伏せ

呼吸は肺全体で行う必要があります。肺は体の前面のみならず背中側や横にもあります。ラグビーボールの後ろと横を膨らませるためにうつ伏せはいい方法です。

胸を固定すると背中側が膨らむのがわかりやすくなります

この二つの方法は5分間あればできますので、自宅でもピラティスをする前でもやってみましょう。きっと姿勢が良くなって動きやすいのを感じられると思います。