ピラティスとヨガどちらにするか悩んでいますか?

ピラティスとヨガの違いがそもそもわからない。違いの説明を聞いたり読んだりしてもピンとこない。もうどうしたらいいでしょう?と思っていますか?

私は聞かれてよく説明をするのですが、多くの人からどうもいい反応がありません。

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そこでピラティスを試す前に感じがつかめると役立つかもしれないので、「医療者から運動指導者へ転向した私のストーリー」にお付き合いください。

私は病院の看護職、助産師をしていた時に妊婦のエアロビクス「マタニティビクス」に出会いました。妊婦がレオタードを着てエアロビクスをするのです。現在は妊婦ヨガの方が認知度高いですが、マタニティビクスをご存知の方もみえるではないでしょうか。

この出会いにより、病院で病気をケアする仕事から運動で健康を向上させる仕事に切り替えると決心しました。ただ、人は健康でいたりケガや病気になったりもします。ここを切れ目なく満足できるようにすることは可能なのかな?という疑問そしてそんなメソッドを知りたいと強く思っていました。なんと今から35年前です。

紆余曲折あり大学留学先のアメリカでピラティスに26年前に出会いました。ピラティスこそそのメソッドだと直感しました。

その理由は下の図のようです。

例 運動や日常生活で何かするとヒザが痛くなる

この人のような場合ピラティスとヨガのどちらを選びますか?

ピラティスではヒザをダイレクトにケアします、ヒザに関係する筋肉群の動きを改善し強化するというように。そしてヒザの問題がありながらも体全体でできる事をするアプローチをとります。

ヨガももしかしてヨガの練習をすることでヒザが良くなるかもしれません。それは良かったことです。ただ、何でよくなったのかはわからないかわかりにくく、次に問題が起きた時に対処できるかはわからないかもしれません。

この図にあるようにヒザの状態に影響を受けて非活動になる必要はなく、よりいい状態で楽しく気分よく人生を送る事ができる。ピラティスがそれに貢献をしてくれるのです。

一人のある人は健康な時もあれば、何か問題が起きる時もあります。問題が起きた時も良くなった時も継続して体の機能が向上できるよう、その時々の状況に合わせた取り組みをピラティスで行うことができます。

もし、あなたがこんなことを望んでいるならピラティスを選んでみてください。

また、ピラティスはこのようなリハビリの要素がありますが、そこにとどまりません。「体の動きの質を良くする」ため一般の方をはじめダンサー、アスリートのパフォーマンス向上にも役立つのです。

余談ですが、ヨガからピラティスに転向した人から聞いた事

柔軟性がとても低いのでヨガのポーズがとれない、つらい

ツライことは無理しないでおきましょう。
でも硬いままでいたくないですよね。柔軟性が低い人はプロセスを踏むといいです。部分のストレッチから始めましょう。そして良くなってきたら全身を統合する動きをすればいいのです。また、筋力が低いとポーズを保つのがつらくなります。柔軟性と筋力のバランスがとれていないことがあります。

あまりメンタルなことをつっこまれたくない

ヨガや指導者によってはこころを見つめる作業をクラスを通してするようです。これが合う人にはいいです。が合わない人にはツライ事でしょう。ヨガ指導者のスタイルによるところが大きいと思いますが、ヨガはもともと修行です。
ピラティスでは言葉ではあまりメンタルな取り組みはしません。ただ、こころとからだは影響しあっているのでそれを動きを通して自由に感じて下さい。

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