体型変化のためには健康的にしっかり食べましょう
AR50のみなさん、こんなお悩みありませんか?
冷え、更年期太り、疲労感、イライラ、不眠、LDLコレステロールの上昇
これらは女性ホルモンの減少が原因と言われていますが、栄養とも関係があります。運動をするのと同じくらい栄養は大切。ピラティスをするみなさんは栄養にも興味を持ち、気持ちよく毎日を過ごせる習慣を持つ事をおすすめします。
冷えや更年期太りは筋肉量が少ないから
更年期太りの理由を食べ過ぎと思う人は多いですが、実は代謝の低下や筋肉量の減少が理由です。女性ホルモンのエストロゲンは筋力を維持する働きがありますが閉経後は筋肉量が減少し代謝が減るため、同じ食事量でも太りやすくなります。
では食事量を減らせばいいかというと、減らしてしてしまうとより代謝が低下し、太りやすく疲れやすくなります。しっかり食べる方がやせやすいのです。
また、冷えがある人も筋肉量が少ないことが多いです。食事中は体温が上がり、多少暑く感じるのですがそれを感じない場合は冷えであることが多いです。
そこでピラティスで筋肉量増加にさせましょう。その時食事や栄養に問題があると効果は上がりにくいので、摂った食事が筋肉になるような食べ方をしていきましょう。
筋肉を増やし太りにくくなる栄養バランス
厚生労働省が提供する理想的な栄養素バランスを現したした図です。しっかり食べてもスリムでいられるポイントはトータルカロリーよりも栄養素のバランスだそうです。理想的な栄養バランスはご飯が50~60%,おかずが40~50%。みなさんは自分の食事と比べていかがですか?
筋肉を増やす目的なら「タンパク質」を増やすといい、と思いますか?ところが必要以上摂りすぎは肝臓や腎臓に負担がかかり代謝が下がり、カロリオーバーになり太る理由になるので注意が必要です。
しかし、ご飯が50~60%,おかずが40~50%だとタンパク質が足りないのでは?という疑問が起きますが、筋肉に合成できるタンパク質は1食当たり20g程度だそうなので1食に1日分をまとめるより3回に分けるのが良い方法です。
定食やお弁当がいいと言われるのはバランスが考えられているからですね。一方麺類だけパンだけの食事にならないようにしたいですね。また、夕食にご飯を抜くことが流行っている感じがありますが、筋肉の合成には良くないそうです。タンパク質を合成して筋肉になるときにエネルギーが必要なためご飯抜きにしない方がいいそうです。
疲労感、イライラ、不眠がある場合も栄養素のバランスを見直してみましょう。食べる内容を改善したり、朝を抜いたりせず3食に分けて栄養をとると血糖値も安定して健康感が得られると思います。
年末年始に太らない、重く感じないための工夫
年末年始は食べ過ぎやばい、の季節はもうすぐです。それは少しの工夫で健康的にできます。
- 楽しむのは悪くない、非日常のいい時間を過ごそう
- 楽しんだら早くバランスの取れた通常の食生活に戻そう
- 油っこいもの、甘いもの、アルコールは注意が必要です、摂りすぎずほどほどに
冬に太る理由には年末年始の不摂生というよりも、通常の食生活に問題がないかバランスが考えられているかそちらをチェックしてみるといいのではないでしょうか。
まとめ
AR50は健康診断の結果が気になり出す頃です。目に見えない体の変化が数値として現れるのです。骨密度のように自覚しにくいこともあれば、不快な症状は日々感じていることではないでしょうか?
AR50からは若い時より食事の内容が体に現れやすい時です。いくつかポイントがありますが、「筋肉量を減らさない、増やす」点を強調したいです。運動をしないと筋肉は増えにくい、食べないと合成されない両方が必要な事です。
ピラティスや運動は気分も良くなり体調も上がります。が食事が悪いとその効果が残念なことになりかねません。検査結果や自覚症状は体からの声です。それも聞いて日々食事もアップデートしいきましょう。